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第61回 赤羽馬鹿祭り ハイ・コーリティ賞いただきました!

2016-04-27

赤羽馬鹿祭り

4月24日(日)は、第61回 赤羽鹿でした

昨年は、「狐のにぎわい」の一員としての参加でしたが
今回は「着物ドリーマーズ」として団体登録をしまして
馬鹿踊りパレード部門に参加してまいりました~

着物ドリーマーズは「白狐留袖ドリーマーズ」と化し
賑やかな「馬鹿ロック」に合わせて踊ってきましたよ

当時の様子を写真でお届けいたします~

白狐留袖ドリーマーズ

いざ、出陣!

商店街をゆく

メインストリートをゆく

アーケードをゆく

狐のにぎわいのみなさん

 

初参加のみなさんもいきいきと舞われていて
沿道のお客様も楽しそうに見てくださっていました。

そして留袖に狐面という出で立ちで舞う姿を評価していただきまして
見事 「ハイ・コーリティ賞」をいただくことができました

赤羽馬鹿祭り

赤羽馬鹿祭りは60年という歴史から、地域に根付いたお祭ですが
外から来た人も温かく迎えてくれる、というか、楽しく巻き込んでくれる
素敵なお祭でした~

北区赤羽馬鹿祭り実行委員会のみなさまと王子稲荷関係者様。
また、一部留袖を提供してくださった株式会社福服さま。
そしてご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました

おまけ

赤羽馬鹿祭り

撮影:坂口 徹則さん

桜花亭でお花見&百人一首 レポその2

2016-04-06

桜花亭

桜花亭でのお花見の様子の続きです。

お庭での撮影会を楽しんだ後は、いよいよ百人一首大会

今回、通常の札の他に、ちょっと変わった木札タイプの
しかも草書で書かれているものもご用意いたしました。

木札の特徴をご説明。みなさん真剣な表情ですね~
なにせ、「しのぶ」の「し」は「志」とかですから、結構大変です。

桜花亭

さぁ紙札チームと木札チームと二手に分かれて、いざ対決!

なかなかに白熱いたしました~(写真は若干の演出あり 笑)

札が取れたときの笑顔からも、白熱具合がわかるかと思います

百人一首で熱くなった後は、ほっと一息
桜花亭

サプライズで、フルートの生演奏付きでした
桜花亭

 

その後は打掛体験をしたり

色んなカチューシャで遊んだり

と、盛りだくさんな一日となりました。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました

是非また着物で遊びましょう~

 

撮影:坂口 徹則さん、近藤 康成さん

桜花亭でお花見&百人一首 レポその1

2016-04-05

桜花亭

桜満開の4月2日、日曜日。

オリンピックセンターにある桜花亭にて、お花見&百人一首大会をしました。
そのときの様子をご紹介します~

まずは全員で集合写真桜花亭

お隣の代々木公園は人気お花見スポットで有名ですが
オリンピックセンターも実はこんなに立派な桜並木があります。

そして桜花亭のお庭にも、もちろん桜の木があります。
桜の木のもとで、なんとなく色毎に分かれて撮影してみました。

「チーム紫」桜花亭

「チーム青」桜花亭

「チーム卵色」桜花亭

「チームカラフル」桜花亭

そして、女子から大人気。「チーム男子」桜花亭

撮影中はこんな感じで女子達が撮まくり(笑)桜花亭

お庭もほとんど貸切状態ですから、記念撮影も思う存分することができましたよ~

まだまだ宴はつづきます

撮影:坂口 徹則さん、近藤 康成さん

着物の色のおはなし

2016-03-31

着物の魅力は、その染め織の素晴らしさや着心地は
もちろんですが、色合わせの楽しさもそのひとつなのでは
ないでしょうか。
こちらでは、代表的な11色についてご紹介させていただきます。

 

白は、あらゆる光を反射するもっとも明るい色です。狐の嫁入り参り
そして神事を司る聖なる色とされています。

「古事記」や「日本書紀」には、神の化身として
白狗(しろいぬ)、白鹿、白鳥などの白色の動物の
姿であらわされています。

巫女が白装束をまとい、白粉を顔に塗るのも、
神に仕える神聖さを象徴するためです。

白い着物、というと花嫁衣装の白無垢が代表的です。
花嫁の純真な気持ちの表れと説明されることが多いようですが、
かつては人間に嫁ぐ前に神様に嫁ぐ、という儀式があり、
婚礼は神事だったため神聖な白を用いたようです。

また、気高さ、清潔さを表す色でもあります。

青みを帯びた白磁、黄味のある乳白色など、微妙な色味を含む
様々な白色があります。

白系の帯は様々な色の着物と合わせやすく、
コーディネートの幅が広がります。

 

 

黒は平安時代において公家の装束の最高の色でした。王子稲荷 奉納
その一方、闇や夜などを連想させるため、
穢れや罪などのイメージがあり、不吉な色、
ともされていました。

時代の転換期に流行る傾向があり、平安時代末期の源氏の鎧や、
桃山時代末期から江戸時代にかけては黒地の小袖、
そして江戸時代末期にブームとなった黒繻子の帯や掛衿などがあります。

現代では、男性の黒紋付羽織袴、既婚女性の黒留袖、
喪服など、第一礼装に用いられてます。

高級感、品格、重厚さ、落ち着き、などを感じさせる色です。

また、引き締め効果のある色でもあります。

 

 

赤は、その鮮やかさから、色の中で最も目立つ色です。

火や太陽など、人が生きるために必要なものと
多く結びついており刺激的です。
また、魔除けの意味も持ちます。

純情、可憐を表す色でもあるので、未婚女性の正装である
振袖や、子供の着物に使われることが多い色です。
その反面、強さ、激しさ、若さ、勇気を象徴する色でも
あるので、時の権力者にも好まれました。
武具や鎧などに緋色が多用されています。

赤は「効かせ色」としての効果が高く、帯締めや八掛などに
用いると着こなしのポイントになります。

また、江戸時代では長襦袢や裾除けはほとんどが緋色で、
歩く時に着物の裾からちらりとのぞくことを意識してのおしゃれでした。

 

 

多くの青色は「藍(あい)」を染料としてblue
染められています。
この藍の濃淡によって、様々な種類の青を
表現しています。

藍は正絹だけでなく、木綿や麻などの植物繊維にも
よく染まり、堅牢で色褪せにくく虫除けにもなることから、
身分の高い人から庶民まで幅広く用いられました。
江戸時代農民や町民は、ほとんど藍木綿を着ていたと
言っても過言ではない、と言われています。
この藍の色は明治時代に来日した英国人科学者アトキンソンにより
「ジャパン・ブルー」と賞賛されました。

現代でも、青は非常に好感度の高い色として
企業のロゴマークなどに使われています。

青は、海や空、水、そしてみずみずしい樹木の青緑など、
生命力をあらわす色であり、さわやか、澄んだ、涼しい、
冷たい、といったイメージがあります。

また、知性や信頼、誠実、清潔、などを感じさせる色です。

 

 

黄色

黄色は、明るい、暖かい、快活、陽気といった印象を与える色です。

親しみやすさを感じるので、万人受けします。

太陽光線と結びつけられている色で、「黄金」にも通じ、
国王・皇帝・神などの権威や壮麗さを象徴する色でもあります。
日本では、黄櫨染(こうろぜん)や黄丹(おうに)が
天皇、皇太子の色とされており、重要な儀式の際に身につけられています。

江戸時代に多様された鮮やかな「鬱金(うこん)」
明るい「卵色」などがあり、濃淡で印象がかわる色です。

幼さや、注意喚起といったイメージもあり、また、目立つ色なので、
現代では幼児の衣服や持ち物などにも用いられています。

 

 

日本は自然に恵まれた国です。山を覆う森林や、midori
また身近な庭の草花や公園の樹木など、
緑はそれらの自然を象徴する色です。

若竹色、萌黄色、若菜色、など、植物をあてた色名が多くあり、
藍と黄の染材の濃淡をかけあわせることで多様な緑をあらわしています。

黄みが強い緑から、青みの強い緑まで、色数が多いです。

みずみずしい、若さ、さわやか、安らぎや癒し、
といったイメージがあります。

青と黄色の混色で作られる色なので、それら2つの色となじみます。

また、控えめな色なので、他の色ともバランスが取りやすいです。

 

 

紫は平安時代から近代にかけてmurasaki
女性の服色として好まれています。

特に、平安時代では高貴な色に位置づけられ、
皇族やそれに続く身分の者しか身につけることが
できませんでした。
当時に書かれた「源氏物語」は紫づくしと言っても
いいくらいで、源氏の最愛の女性は「紫の上」と呼ばれています。
さらにもうひとり、思いを寄せる女性も「藤壺の宮」であり、
藤はやはり紫の美しい花を咲かせます。
衣装でも、桔梗の襲(かさね)、藤の襲、といった
紫系のものがたくさん登場します。

赤と青という反対色を混ぜて作られるため、
「高貴と下品」や「神秘と不安」といった二面性を持ちます。
用いられる場面でその印象が変わる、不思議な色です。

その他、大人っぽい、優雅、粋、妖艶、神聖な、知的、
といったイメージがあります。

 

 

桃色

柔らかい、優しい印象を持つ桃色は、pink
女性的なイメージの強い色です。

青みがかった桃色から黄色みがかかった桃色まで
幅広くあり、似合わないだろうと思っていても
あててみると意外と自分に合う色を見つけることができます。

また、女性を美しくする色とも言われており、
身に着けたり、持ち物を桃色にすることで
幸せな気分を作り出します。
女性ホルモンの分泌を助け、美肌効果もあります。

桜や春を象徴する色でもあり、淡い桃色は上品で優雅、
ショッキングピンクのような濃い桃色はパワフル、
派手な印象になります。

贈り物のラッピングやリボンに使用されることが多いのは、
桃色が感謝や愛情を伝える意味を持っているためです。

 

 

茶色

茶色は華やかさとは無縁の渋い色ですが、
そのわずかな色調の変化で様々な色合いを表現することから、
「通(つう)」や「粋(いき)」な色とされています。
江戸っ子にも大変人気で、歌舞伎の人気役者や茶人の名などから
名前をつけ、「四十八茶百鼠」もの微妙な色合いを楽しんでいました。

自然界では土の色に代表され、万物の根底にあり
静かで不可欠な色です。

茶色のイメージは落ち着き、安定、安心、温もり、
頼もしい、渋い、素朴、などがあります。

 

 

橙色

橙色はミカン科・橙の実の果皮の色で、daidai
赤みのかかった黄色です。
現代ではオレンジ色、という色名のほうが定着しています。

暖色系の色は好みが分かれることが多いですが、
橙色は万人受けする色合いです。
喜びや幸福感、元気、明るいといった印象を受けるので、
様々な場面で使用できます。

色の持つイメージは太陽、夕日、活力、元気、温もり、
楽しい、社交的、親しみ、などです。

 

 

現代では灰色、グレーという色名になじみがありますが、
江戸時代は火事が多かったため、火を連想させる「灰」を嫌い、
「鼠色」と呼んでいたそうです。

茶色と並び、「四十八茶百鼠」もの微妙な色合いがあります。

他の色とのなじみがよく、自己主張せず周囲の色を引き立てる調和の色です。

控えめな上品さがあります。

落ち着き、大人、上品、クール、エレガント、スタイリッシュ、
地味、などのイメージがあります。

 

 

 

【第4回 ドリーマーズ倶楽部】 きもの姫 体験教室レポ 昼の部

2016-03-24

きもの姫 昼の部

第4回ドリーマーズ倶楽部 きもの姫 体験教室 は大盛況で終了いたしました~

当日の様子をレポートしたいと思います。まずは昼の部から。

嵐予報のお天気を吹き飛ばし、昼の部がスタートする頃にはすっかり雨も上がったこの日。
一番遠い方はなんと広島からご参加くださいました。

まずは簡単に自己紹介をしまして、打掛や所作についての説明を行いました。

きもの姫 昼の部

続いては歩き方を学びます。打掛を着る前にしっかりとリハーサルです。
みなさん、姫になるべく真剣な眼差し

きもの姫 昼の部

さぁいよいよ、きもの姫に変身する時間ですよ~
着たい打掛でペアを組んで、お互いに着せ合いっこをします。

着物を着せたことがない、着たこともないという方でも大丈夫。
着付け方もしっかり指導いたしますので、ほらこの通り、きもの姫の誕生です

歩いたり、ポーズをとったり。もちろんご自分のカメラでも思う存分撮影しました

こちらは勢ぞろいで大奥気分。

きもの姫 昼の部

最後は全員で記念撮影。

きもの姫 昼の部

ノリノリの雰囲気のまま昼の部は終了いたしました~

レポートは夜の部に続きます。

 

撮影:坂口 徹則さん

きもの姫体験 打掛のご紹介

2016-03-16

きもの姫体験 打掛

第4回・ドリーマーズ倶楽部 「きもの姫」体験教室
いよいよ今週末3月19日(土)に開催です

昼の部は満席となりましたが、夜の部は若干余裕がございます。

さて、この「きもの姫」体験教室では、参加者全員が花嫁衣裳の打掛や
本振袖を実際に着て、立ち居振る舞いや所作を学ぶことが出来るんです。

羽織れば即!姫になれるトキメキアイテム、打掛。
体験教室で実際に着ていただける打掛をご紹介いたします。

きもの姫 打掛

金糸銀糸の刺繍がゴージャスな色打掛
状態がとても良くて、綺麗で華やかな打掛
とっても重たいですよ~

 

 

きもの姫 打掛

白い打ち掛けですが、白無垢ではありません
こちらも状態はとても良いです絢爛豪華な模様で、
刺繍もゴージャスなので、やっぱり重たいですよ~
とってもキラキラしていますので姫気分は盛り上がります

 

 

きもの姫 打掛

赤い打ち掛けは、もう一枚有ります
これまでの2着に比べると、少し軽く感じますが、
やはり重たいです

 

 

きもの姫 打掛

白というか生成りというか・・にゴールドの打ち掛けです。
豪華なゴールドの刺繍で孔雀が描かれています
使用感がありシミなどもあり、ちょっと疲れた感じではあります
他の打ち掛けと比べると軽いので扱いは楽な感じです

 

 

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白地に青の鳳凰の打ち掛けです。
鮮やかな青い糸で豪華な刺繍で、躍動的な鳳凰の図柄です
が使用感があり、ちょっと疲れた感じではあります
なのでゴールドと同様に、少し軽い感じですから扱いやすいです

 

 

きもの姫 打掛

婚礼衣装の振袖「本振袖」です。
様々な色糸の豪華な刺繍が施されていますので、
とてもゴージャスです。
お引きずりの着物として裾周りに綿が入っていますが、
打ち掛けのように重たいことはありません。

 

 

さぁ、あたなはどの打掛で姫になりますか

【第四回・ドリーマーズ倶楽部】
婚礼衣装を着て「きもの姫」になりたい人、全員集合〜
日程:3月19日(土)
昼の部 14:30〜17:00(満席です)
夜の部 18:00〜20:30(残席3です)

場所:葛西区民会館 和室

お稽古内容は
・「打ち掛け」の着せ付け方
・美しい姿勢で立つ、座る、歩く
・美しい立ち振る舞い、立礼、座礼。

・美しいポーズを身につける(撮影会しますよ!)

より詳細についてはコチラから↓

FBイベントページ

ご参加お待ちしています

二の午の奉納舞も無事に終了しました

2016-02-20

二の午

先日の王子稲荷神社 初午での奉納舞がおかげさまで好評をいただきまして
二の午でも是非、とのお声がけをいただき、踊ってまいりました。

今年の二の午は2月18日木曜日。
平日の開催にも関わらず朝から夕方までたくさんの参拝客が訪れていて
凧市という歴史あるお祭の息吹を感じました。

二の午

二の午では、小川さんが前説をしているときはほぼ無風なのに二の午

毎回イントロが流れ出すと強風が吹くという、お狐様の
いたずらを受けながらもたくさん踊ってまいりました。

二の午

それだけ王子稲荷神社のお狐様と仲良くなってきたのではないかと
勝手に思っております(笑)

ということで、今回の写真は狐面姿特集でお届けします。

また、初午のときに撮ってくださった写真をいただいたり
王子白狐衆の高木様から葛餅をご馳走になったり
凧屋さんからメンバー全員にミニ凧をいただいたり

二の午

いただきものの多い一日でもありました。
みなさま、ありがとうございました。

そして、また来年も是非、と声をかけていただくことができ
本当に嬉しいです。

来年もこの神楽殿で舞を奉納できるように
精進していきたいと思います。

ありがとうございました。

二の午

 

撮影:坂口 徹則さん

白無垢のこと

2016-02-12

白無垢着付

王子稲荷神社の初午(凧市)での白無垢着付けの様子です。

着物ドリーマーズにはプロの着付師がいますので
イベントの時には着付師としても活躍します。

(今回は舞踊の衣装としての着用のため、本来の花嫁衣裳の着付けとは異なる部分もあります。)

白無垢とは
白一色で統一された装いのことで本来は花嫁衣裳に限りません。
白は無色で潔白を表すと同時に神聖、清浄を表すものとしても使われていました。
現在は「あなたの色(嫁ぎ先の色)に染まります」といった、花嫁の純真な気持ちの表れと
説明されることが多いようですが、かつては人間に嫁ぐ前に神様に嫁ぐという儀式があり
婚礼は神事だったため、神聖な白を用いたようです。
また、生家での自分は一旦死に、婚家で新たに生まれ変わるという意味合いで
白無垢(=死に装束)で始まり、途中で色直し(赤い打掛=血・生まれる)を
するという説もあります。

白無垢着付

白無垢着付けに必要なもの

掛け下
打掛の下に着る振袖。普通の振袖とは違い、裾にはふき(裏地を表に折り返して、
表から少し見えるように仕立てた部分)があり裾も長くなっています。

掛け下帯
打掛の下に着る礼装用の帯で、紗綾形や吉祥文様などが使われます。

抱え帯
かつてはお引きずりの裾をたくし上げたときに使用した帯。
現在は七五三や花嫁衣裳で装飾として使用されています。

白打掛
白一色の打掛。
打掛は室町時代に武家の婦人が秋から春にかけての礼服として羽織のように
打ち掛けて着られていたのが始まりで、江戸時代に入って大奥や富裕な家でも
着られるようになり、次第に婚礼の礼服として一般にも普及しました。

筥迫(はこせこ)
江戸時代に武家の女性が身だしなみ用として胸元に入れていた
小物入れが礼装用になったもの。
中には懐紙やお香、小銭や薬などを入れていたそうです。

懐剣(かいけん)
武家に生まれた女性は護身用に短刀を帯に入れていたというところから
婚礼の際、嫁入り道具のひとつとなったそうです。
一度嫁いだら死んでも帰らないという決意の表れという説や
刀は神聖なものでもあるため、お守りとして身につけるという説もあります。

末広(すえひろ)
お扇子のこと。扇子は広げると先が広がるところから
末広がりとして縁起が良いといわれています。
白無垢では白の平骨で、地紙が金銀、表裏のものを使います。

白無垢全身

こんな感じに仕上がりました

王子稲荷神社 凧市にて、奉納舞をいたしました

2016-02-07

狐母娘舞

王子稲荷神社の初午のお祭りにて、王子白狐衆さんと共に
神楽殿で奉納舞をさせていただきました。

「稲荷」=稲がなる
ということで、五穀豊穣を願い神楽殿に狐の登場です。
初午は春を告げるお祭りなんですね~。(初午についてはコチラ

当日は凧市で賑わうなか、本殿に参拝ののち、
沢山の方が神楽殿前で足を止めて見てくださいました。

神楽殿

神楽殿では、いなり幼稚園の園児による浦安の舞


王子白狐衆の子ぎつねちゃんたちのお囃子ときつね踊り
そして着物ドリーマーズは、進み儀礼ののち
狐母娘の舞を奉納させていただきました。
嫁入りする娘狐と送り出す母狐の物語を踊りで表現しています。

また、舞台の合間には、参拝客のみなさまと撮影タイム

狐の花嫁姿にテンションがあがりますよね!
普段なかなか見られない和装を見ることで、
日本文化に興味を持っていただけると嬉しいです。

凧が「風を切る」ことから、凧が火除けのお守りとなって
江戸時代から続く伝統のお祭、凧市。
人出も多く大変にぎやかなお祭りでした。

最後に着物ドリーマーズも火除けの凧をお守りにいただきました。

凧市

昨年の王子狐の夕すず美からのご縁で、このような地域に根付いたお祭りにて
着物ドリーマーズも奉納舞をさせていただけことに感謝をするとともに
皆様が実り豊かな一年になりますようお祈りいたしました!

初午 集合写真

寒い中応援に来てくださった皆様、また足を止めて見てくださった皆様
誠にありがとうございました!

撮影:坂口 徹則さん

袴女子のコーディネート集

2016-01-28

成人式が終わり、まもなく卒業シーズンですね。

最近では小学校の卒業式に袴を着ることもトレンドになりつつあるということで、
着物好きには嬉しい傾向ですね

袴というと、大正ロマンな「はいからさん」でよく知られていますが、
近頃、着物女子の間でも、袴の注目度が急上昇中

まずは卒業式の袴コーディネートをおさえつつ、
普段でも着たいカジュアルなコーティネート、などなど
袴の色々な可能性について探ってみたいと思います

 

【卒業式のコーディネート】

卒業式 袴まずは王道の卒業式のスタイルです。

こちらの写真は成人式の振袖を卒業式の袴でも活用したパターンです。
清楚な白の古典的な友禅柄の着物に、シックな紺の袴を合わせました。

袴は一見どれも同じように見えますが、
実はグラデーションになっていたり、刺繍が施されていたり・・・
ちょっと前までは見なかったようなお洒落なデザインの物が続々と登場しています

リボン結びにした袴の胸元にコサージュをあしらって華やかに

 

卒業式 袴 ブーツ

足元は基本的には「草履」と「ブーツ」の2パターンあります。

写真のこちらは普通の編み上げブーツではなく、リボンのショートブーツにレースソックスを合わせたコーディネートです。

王道コーデの中にも、さりげなく自分らしいアレンジをきかせた着こなし。
ロマンティック系の着物との相性ばっちりですね

卒業袴 はいからさん

 

こちらも根強い人気の「はいからさん」スタイル

長い髪に大きなリボン、
まさに大正ロマンの香りです

 

 

 

因に、いろんなデザインがあって迷ったときは、
着物の選び方の方程式を参考にしてみるといいかもしれません。

「着物と袴の選び方のヒント」
*着物の柄から一色抜いた色を半幅帯や袴に持ってくると全体がバランスよくまとまります
*着物と同系色の袴を持ってくると、すっきりとした印象に
*着物と補色(反対色)を持ってくるとメリハリが出てインパクト抜群。元気な印象です

ぜひ参考にしてみてくださいね

 

【普段のお出掛けコーディネート】

優美なシルエットを保ちつつも、活動的に動ける女性の袴。
こんなにカワイイ袴が式典だけしか着られないのは、本当にもったいないです

卒業式だけでなく、普段でも着たい、
カジュアルな袴のコーディネート例をいくつかご紹介したいと思います

袴でまずイメージするのが、振袖や2尺の小振袖(振袖と小紋の中間くらいの長さ)を合わせるスタイルですね。
長い袖の着物しか合わせられないの?と聞かれることがありますが、そんなことはありません

実は訪問着や色無地、小紋の普通袖を合わせても大丈夫なんです

袴スタイル

こちらを前述した、「着物と袴の選び方」にあてはめると、着物と袴が補色の関係になっています。

ぱっと目を引く色合いですね。

グラデーションに刺繍が入った袴も可憐な印象です

 

ボブリーズ 袴こちらはカジュアルな着方ならでは、
柄の半衿で遊んでいます

こちらも黄色の着物に、紫の袴、と反対色を持ってきていて、元気な印象です。

袴の上から、ちらっと見える半幅帯も
実は重要なコーディネートのポイント
髪飾りと柄半衿、帯の色がリンクしていて、まとまっていますね

 

 

カジュアルな袴

ドット柄の着物に、鮮やかなブルーの袴を合わせたコーディネート。

この日は羽根つきをするイベントだったのですが、
周りが着物の装いの中、袴にブーツの私はアクティブに動き回り、かなり有利な格好でした。笑

慣れると以外と着付けも簡単で、長時間着ていても疲れないので、
今後も散策のイベントなど活躍しそうです。

 

カジュアルな袴スタイル

こちらは同系色でまとめた袴スタイル。

足元は真っ赤なピンヒールのショートブーツ

自由なコーディネートに夢は広がりますね

 
今後、着物女子だけでなく、袴女子ももっと増えると楽しいですね
(もちろん、袴男子も増えますように

 

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