【現〜うつつ〜vol.2】 ゲスト舞踊コーナー!
歌謡舞踊ショー「物の怪」の世界にどっぷり浸かったあとは
ゲストさんによる古典舞踊をお届けいたしました。
まずは兵頭ちひろくんによる「奴凧」
ちひろくんは、かつての縁の会でランウエィを歩いたことがきっかけで
芸に目覚め、日本舞踊のお稽古を始めたという少年。
まだ6歳ですが、芸暦は3年以上、舞台経験も豊富なんです。
台詞もバッチリ!今回も堂々たるパフォーマンスでした~
photo:ギョーム・トーブロン監督
photo:坂口徹則さん
続いては、着物ドリーマーズの田村とゲストの北川聡十郎殿による長唄「末広狩」
この踊りは、狂言をアレンジして作られた日本舞踊です。
狂言では大名と太郎冠者で演じられるのですが、日本舞踊では性別を変えて
女大名と太郎冠者という設定。
お話は女大名が「末広(お扇子)」を買ってくるよう、太郎冠者に命じます。
ところが太郎冠者、末広が何のことかわからない。
そこで「骨がしっかりしていて、紙が張ってあって・・・」と説明しながら探していると
詐欺師にすっかりだまされて「古傘」を買って帰ってしまいます。
もちろん女大名はご立腹。
ところが、先の詐欺師に教わった「主人の機嫌が直るお囃子」を舞い踊ると
女大名も次第に機嫌が直り、二人で楽しく舞い踊っておしまい。というものです。
photo:ギョーム・トーブロン監督
photo:坂口徹則さん
かつて大江戸温泉物語にて、役者として働いていた名(迷?)コンビで
息のあった踊りを披露いたしました。
被ってるのは、マイかつら、です。凄いでしょ!?
古典舞踊はなかなかお目にかける機会がないので
このようなイベントで披露させていただけてとてもありがたかったです
姫様の下がりと簪は大江戸温泉物語の看板娘、おしのさんに
ご協力いただきました。誠にありがとうございました!