初午祭
2016-02-01
2月最初の午(うま)の日を初午(はつうま)といって全国的に様々なお祭が行われています。
もともとは711年(和銅4年・奈良時代)の2月の午の日に、京都の伏見稲荷大社に
祭神が降臨したのを祀ったのが始まりと言われています。
稲荷神社の「稲荷」は、「いね・なり」から来ているともいわれ、
五穀豊穣(ごこくほうじょう)の神を祀る神社ですが、
農業以外にも漁業、商売、家庭円満にご利益があるとされています。
今では新暦2月の寒い時期にとり行われることが多い初午ですが、
本来は旧暦の2月(現在の3月)でしたので、ちょうど稲作を始める時期
ということで、農耕の神様を祭るようになったのだそうです。
伏見稲荷をはじめ大阪の玉造稲荷、愛知県の豊川稲荷など、
大小関わらず、各地の稲荷神社で盛大に祭がとり行われます。
地域によって異なりますが、赤飯や油揚げ、団子などを供えて祭ります。
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着物ドリーマーズによる、王子稲荷神社での午の日の奉納舞の様子
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