Archive for the ‘着付け関係’ Category
東洋羽毛工業様公式サイトに動画出演しました!
先日、東洋羽毛工業株式会社様のオフィシャルサイトの動画に、
着物ドリーマーズの小川 千裕が着付け講師として出演いたしました。
「浴衣の着方」と「帯の結び方」の2本のムービーの他、
インタビュー記事なども載せて頂きました。
初心者の方にも分かりやすいような動画となるように工夫をしてみましたので、
この夏、浴衣に挑戦してみたい方、更に綺麗な着姿を目指す方、
是非一度ご覧頂けると嬉しいです!
今回の撮影で、お世話になりましたたくさんの方々に心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
「今年こそ挑戦したい浴衣の着付け」
(東洋羽毛工業 株式会社様 睡眠情報サイト ぴよ丸ぐっすり.com)
着物ドリーマーズでも出張レッスン、グループレッスンなど、
承っております!
お気軽にお問い合わせくださいませ♪
詳細はこちら→ お稽古のご依頼
マタニティ着付け 〜安定期〜
ドリーマーズ ママ部の小川です☆
マタニティ着付けの続き。
お次は地獄のようなつわりも落ち着く安定期です。
妊娠5ヶ月頃から体調も安定して着物を着る機会も増えていきました。
お腹もポッコリふくらみ始めるので、
ようやくマタニティ着付けの検証スタートです。
同じ週数の妊婦でも、お腹の形は様々。
「お腹が前に突き出ると男の子」
「横に大きくなると女の子」
そんなジンクス?もよく聞きますが、
男の子を出産した私も、
やはり前に突き出るお腹の形でした。(不思議ですね〜)
そしてこのお腹が前に出るタイプは、後ろから見ると妊婦に見えないんですね。
ここで、補正のお話です。
大きくなるお腹と同時進行で、
胸が大きくなったり、
身体も少しずつ変化してきます。
妊娠中期では、
写真のように胸とお腹の間を埋めて補正します。
大きくなるお腹に対して、腰も反れてくるので、
腰回りの補正も通常よりしっかり入れていました。
そして着付けたものが同じ6ヶ月の右下の写真です。
(夏着物に名古屋帯、その下は浴衣に半幅帯)
写真を見て頂けると分かるように、
着物だと全然妊婦に見えないのです。
着物の体型カバー力には本当に驚かされます。
この時期はまだ身幅が足りないということもなく、私は補正以外に特別なことはしていませんでした。
ただ、安定期に入ったばかりの頃は、
つわりのトラウマか?胸を締め付けると気持ち悪くなりそうで・・・
長襦袢にも胸紐の代わりにコーリンを使ったり、伊達締めを省いたりと、出来るだけ楽に着付けるよう心がけていました。
妊娠中だって少しの工夫で着物ライフを楽しめるということを実感し、
一番着物を着ていたのはこの時期でした。
そしてお次はいよいよ妊娠後期です!
・妊婦だって着物を楽しめます。〜マタニティの着付け〜
・妊娠初期
・安定期
・妊娠後期
花嫁衣装お支度♪ブライダル
先日の26日は、ブライダルのお手伝いをさせていただきました。
新婦のお色直しのご希望が和装ということで、色打ち掛けのお支度を。
色打ち掛けは、「あなた色に染まりました」という意味が込められているようです。
とてもロマンティックですね~
着付けの時間枠は20分!
この日のために準備してきました~
打ち掛けの下には、掛下という着物を着ます。
帯、帯締め、帯揚げ、全てが白色です。
男性は黒紋付羽織に袴です。
新郎新婦、親族の皆様の幸せそうなお顔を見て、少々涙がほろり・・・
素敵なお二人、ぜひ末長くお幸せに~~
ちなみに、近年、挙式では真っ白な「白無垢(しろむく)」を、
お色直しでは「色打ち掛け」を選ばれる方が増えているかと思います。
白無垢には、「あなたの色に染まります」という意味が有名ですが、他にも定説があるのを発見しました。
文金高島田には「角隠し」という帯状の布があります。この上に綿帽子を被って顔をかくします。
つまり、角があるということなので、「鬼」(あの世)を象徴しています。
そして、色打ち掛けは「赤」が多く、それは生まれ変わった赤ちゃん、の象徴だそうです。
白無垢:生まれた家の者として一度死に、赤い打ち掛け:新しい家の者として生まれ変わる。
昔の女性はそれほどの覚悟で嫁いでいたんですね。
(参考:和の素敵「結婚式」)
女性にとって本当に特別な日。
その時間、仕事に携われた喜びを常に忘れないようにしたいと思います。
誠にありがとうございました!
今年も成人式の出張着付けに行って参りました!
昨年同様、今年も千葉方面の美容室にて、成人式の出張着付けをさせて頂きました。
日差しがポカポカ、穏やかな一日でした〜
(祈りが通じました〜!)
今回担当させて頂きました新成人のお嬢様は11名。
皆様、早朝にも関わらず、明るく元気な方が多く
和気あいあいと楽しい現場となりました〜!
ご自身で選んだお気に入りの着物です。
お客様の雰囲気に合わせて、変化結びも華やかに結びます〜
皆様、可愛く仕上がりました〜!
自然と笑顔がこぼれます。
この日の体験が素敵な思い出となって、
着物が好きな女の子が、もっともっと増えると嬉しいですね。
新成人の皆様、ご家族の皆様、
この度は、誠におめでとうございます。
マタニティ着付け 〜妊娠初期〜
ドリーマーズ ママ部の小川です☆
妊娠初期は、心も身体も一番不安定な時期です。
現に私も5ヶ月頃までつわりに苦しみ・・・
ほとんど記憶がありません(汗)
着付け講師として、自分の身体で検証したかったのですが、
情けない話、ほとんど着物は着ませんでした。
というか着物を引っ張り出す気力もなかったのです・・・。
右の写真は妊娠3ヶ月の時ですが、
ご覧下さい、この顔色を(笑)
当時のブログを読んでみると、
この日は調子が良い方だったようですが、この顔です。
基本的に赤ちゃんはまだピンポン球程度の大きさなので、
洋服でも着物でも、ほとんど見た目はかわりません。
ということで、この段階では通常の補正で、普通に着られます。
(体調がよければ)
もし締め付けると気持ち悪くなる場合は長襦袢の胸紐をコーリンベルトに、
腰紐はウエストベルトにすると少しは楽かもしれません。
この時期の注意点を挙げるとすれば、
・タビックスや塗りの下駄などは滑りやすいので避けること
・結婚式などで礼装を着る時は、現地で着付けるようにすること
・吐き気があるとき、体調が優れない時は無理して着ないこと
などでしょうか。
それではお次は、夢の安定期へいってみましょう。
・妊婦だって着物を楽しめます。〜マタニティの着付け〜
・妊娠初期
・安定期
・妊娠後期
妊婦だって着物を楽しめます。〜マタニティの着付け〜
実際に体験した妊婦時代の着物の着付けについて、
まとめてみました。
私自身、初期のつわりで苦しんでいる時以外は、
妊娠9ヶ月まで通常時と変わらず着物ライフを楽しみました。
因に、右の写真は妊娠7ヶ月の着物姿です。
私は初産にも関わらずかなりお腹が大きい方でしたが、
着物姿は意外とお腹も目立たずスッキリです。
妊娠時代のリアルタイムブログはこちら→
http://ameblo.jp/kimonosalonfourseasons/theme3-10053752803.html
私の周りでは、妊娠を機に着物を着る事をやめてしまった、という方が何人かいらっしゃいますが、
実際に体験してみて、身体とお腹の赤ちゃんと相談しながら、妊娠中でも着物は十分楽しめると思っています。
どちらかというと、産んでからの方が大変です・・・。
着物でマタニティライフをおくってみて気がついたことはたくさんありますが、
特にお伝えしたいメリットは下記の2点です。
・着物は身体、特にお腹を冷やさないということ
・洋服よりもお腹のふくらみが目立たないということ
まず一点目ですが、着物は何枚もの布地を重ねて着ていきます。
特にお腹周りは下着、襦袢、着物、そして帯・・・
としっかりお腹をガードし、保温してくれます。
そして二点目、着物の形状がどんなにお腹がでてきても
ある程度柔軟にフィットしてくれることに驚きました。
上手く補正をすれば、逆に妊婦だと分からない程です。
9ヶ月のころはお腹もかなり大きくなっていますが、着物を着ていると妊婦と気づかれず、
残念ながら電車で席を譲られたことはありません。
それはちょっとデメリットですね。
お腹が大きいのに、紐や帯を締めるなんて!と思われるかもしれませんが、
本人はいたって平気で、むしろ紐や帯のおかげで腰が安定して楽だった覚えがあります。
昔は普通に臨月まで着物で過ごしていたのでしょうが、
洋服が主流の現代では妊娠時の着付けの情報は圧倒的に少ないです。
私自身できる範囲での試みではありましたが、何か参考になるところがありますと幸いです。
次のページより、妊娠初期の頃からの様子を紹介していきますね。
着物の種類
<フォーマル>
- ●色留袖
黒留袖と同様、裾だけに模様がある礼装のきものですが、地が色物。
五つ紋を付けると黒留袖と同格の第一礼装、
三つ紋や一つ紋なら準礼装に。
- ●振袖
ミスの第一礼装。
袖丈が長いほど格調が高く、
一番長い本振袖(大振袖)は結婚式や成人式などに。
<セミフォーマル>
- ●付け下げ
訪問着と小紋の中間的存在です。
訪問着の絵羽模様と違い、
着たときすべての模様が上を向くように染められています。
- ●色無地
黒以外の無地染めで絵柄のないきもの。
家紋の数によって、第一礼装にも準礼装にもなります。
<カジュアル>
- ●紬
先に糸を染めてから織りで縞や格子、絣などの柄を出したきもの。
- ●浴衣
7、8月に着る木綿のくつろ着、遊び着。
<参考文献>
「きもの入門」 株式会社世界文化社 2005年1月発行
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