妊婦だって着物を楽しめます。〜マタニティの着付け〜
実際に体験した妊婦時代の着物の着付けについて、
まとめてみました。
私自身、初期のつわりで苦しんでいる時以外は、
妊娠9ヶ月まで通常時と変わらず着物ライフを楽しみました。
因に、右の写真は妊娠7ヶ月の着物姿です。
私は初産にも関わらずかなりお腹が大きい方でしたが、
着物姿は意外とお腹も目立たずスッキリです。
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私の周りでは、妊娠を機に着物を着る事をやめてしまった、という方が何人かいらっしゃいますが、
実際に体験してみて、身体とお腹の赤ちゃんと相談しながら、妊娠中でも着物は十分楽しめると思っています。
どちらかというと、産んでからの方が大変です・・・。
着物でマタニティライフをおくってみて気がついたことはたくさんありますが、
特にお伝えしたいメリットは下記の2点です。
・着物は身体、特にお腹を冷やさないということ
・洋服よりもお腹のふくらみが目立たないということ
まず一点目ですが、着物は何枚もの布地を重ねて着ていきます。
特にお腹周りは下着、襦袢、着物、そして帯・・・
としっかりお腹をガードし、保温してくれます。
そして二点目、着物の形状がどんなにお腹がでてきても
ある程度柔軟にフィットしてくれることに驚きました。
上手く補正をすれば、逆に妊婦だと分からない程です。
9ヶ月のころはお腹もかなり大きくなっていますが、着物を着ていると妊婦と気づかれず、
残念ながら電車で席を譲られたことはありません。
それはちょっとデメリットですね。
お腹が大きいのに、紐や帯を締めるなんて!と思われるかもしれませんが、
本人はいたって平気で、むしろ紐や帯のおかげで腰が安定して楽だった覚えがあります。
昔は普通に臨月まで着物で過ごしていたのでしょうが、
洋服が主流の現代では妊娠時の着付けの情報は圧倒的に少ないです。
私自身できる範囲での試みではありましたが、何か参考になるところがありますと幸いです。
次のページより、妊娠初期の頃からの様子を紹介していきますね。