平安装束体験講座@東京成徳大学
2016-08-20
伝ふプロジェクトファミリーである飯田夏美さんの母校、 千葉県八千代市にある、東京成徳大学大学に先日訪問をさせて頂きました。 東京成徳大学日本伝統文化学科では、大変貴重な平安装束を数多く所有していらっしゃいます。 日々着装の技術を磨いている学生の皆様は「装束班」として、 小学校などの教育機関などに出張し「平安装束体験」をなんと無料で、行っていらっしゃるそうです。 そんな高い技術を持った学生の皆さんは、全国の神社の神事・祭礼の着装までされることもあるそうです 今回、教授の青柳隆志様の講義を受けさせて頂く機会に恵まれまして、 私たち着物ドリーマーズも平安装束の着付け体験をさせていただきました。 普段、現代着付けをすることが多いメンバー。 複雑で初めて目にする技術に驚き、青柳教授の丁寧で解りやすい講義に、 皆真剣にメモを取っていました
そして何と言っても、装束班の皆様の手際のよさ! あっという間に、平安貴族に変身です。 まずは男性の装束から。 文官束帯(文官貴族の正装) 狩衣(一般貴族の普段着) 当世具足(戦国武者の甲冑) 続いて女性の装束です。 十二単⑴(宮廷女官の正装)
十二単⑵(宮廷女官の正装) 汗衫(かざみ) (貴族童女の礼装) 細長(上流貴族女性の礼装) 壺装束(貴族女性の外出着)
白拍子(女性芸人の男装)
このような貴重な装束や小物に直に触れ、 技術の鍛錬をされている学生の皆様、本当に素晴らしいです。 (そしてとっても羨ましいです) この度、ご紹介くださいました飯田夏美様、そして青柳隆志教授と装束班の皆様、 貴重な講義と体験を、本当にありがとうございました!
ブログ:「伝統文化★資料室」 ウェブサイト:東京成徳大学日本伝統文化学科
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