【着物イベント】染めのまち落合スタンプラリー
神田川と妙正寺川が落ち合う町「落合」には、綺麗な水を求める蛍とともに、
明治から大正にかけて染色の工房も数多く集まってきたそうです。
江戸時代は蛍狩を楽しむ観光スポットだったとか。
「新宿=高層ビル」そんなイメージがありますが、
今でも新宿区は知る人ぞ知る着物の一大産地なのです。
そんな落合の工房を着物で巡る「染めのまち落合スタンプラリー」
今年はこちらのメンバーで参戦です!
下落合駅を出発して、まずは 松綱染工所さんへ。
熟練の職人さんによる細かい技に一同感動。
海外の有名ブランドのモチーフも、
この江戸小紋の柄からきていることも多いとか。
技の細かさだけでなく、日本のデザイン力の高さにも驚きですね!
お次は、東京手書き友禅の協美さんへ〜
東京友禅の魅力といえば、渋く落ち着いた色合い、都会の雰囲気を表した粋な柄。
半衿を作製する体験教室などもされているそうですよ〜(*^▽^*)
その後、妙正寺川を越えて散策♪
吉澤湯のし加工所の方オススメの 「とんかつ 高橋」でランチです。
サクッサクの衣に柔らか豚カツ!
かなりボリューム満点でしたがみんなペロリと完食しましたヘ(゚∀゚*)ノ
しかもイベント期間中は
着物でお越しの方にはオマケありということで、
こちらの豚カツ定食を700円で頂くことができました。
ごちそうさまでした!
やっぱり着物を着ていると何かいいことありますね♪
ランチの後はスタンプラリーに戻り、3件めの 染の里 双葉苑へ。
江戸更紗を染上げるには、30枚以上の型紙を使い、
職人さんが刷毛で丁寧に色をのせていきます。
それはもう気の遠くなるような作業の連続です(・・;)
これだけ手間がかかるからこそでる奥行き、この美しさ。
みんなで「かわいい〜!この柄の着物欲しい〜!」と大興奮でした。
そして最後のポイント、吉澤湯のし加工所です。
これまで見てきた工房などで染められた反物を蒸気を使ってシワを取り、
布目をまっすぐにするという、
着物ができるまでにはなくてはならない大事な加工をされています。
それぞれが協力し合いながら伝統を守り、
そして時代に合わせて果敢に挑戦していく、
たくさんの職人さん達の想いを胸に、これからも大切に着物を着ていきたいと思いました。
スタンプラリーを制覇して、最後にお待ちかねの手ぬぐいをゲットです!
みんな良い笑顔です(*^▽^*)
お天気にも恵まれて、お出掛け日和の一日でした。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。